近年浸透しつつある”スパニスト”のお仕事!


美容に関する職業のひとつに、スパニストというものがあるのをご存知ですか?美容業界に所属している人であれば、スパニストの仕事内容や資格について、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スパニストの概要や持っておきたい資格について解説します!スパニストに関心のある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

スパニストとは

ヘッドスパをメニューに取り入れている美容室やサロンも多いですよね。ヘッドスパとは、シャンプーやもみほぐしなどにより、頭皮の洗浄やケア、リラクゼーションを行う施術のことをいいます。「スパ」はラテン語で「水による癒やし、健康」または「温泉」を意味します。スパニストとは、このヘッドスパを行う専門的な施術者のことです。「ヘッドスパニスト」「ヘッドスパセラピスト」「スパリスト」などの名称が使われることもあります。

リラクゼーションサロンなどでの役割

美容や健康への意識の高まりによって、リラクゼーションサロンやエステサロンなどにおいて施術のひとつとして取り入れられているほか、ヘッドスパ専門店というのもあります。サロンの場合は、スパニストはリラクゼーションのセラピストとして、フェイシャルやボディなどを含めたトータルケアを行うことが一般的です。一方で専門店では、スパニストのメインの業務がヘッドスパになります。店によって提供しているヘッドスパの種類が異なり、オイル・炭酸・アロマ・超音波など、さまざまなものがあります。

美容室での役割

最近は、ヘッドスパを施術メニューに取り入れている美容室も増えています。美容師がヘッドスパを担当することもあれば、スパニスト専門の人材を採用しているケースもあります。専門の知識や技術をもとに、お客様の髪や頭皮の悩みに対して、カウンセリングによって改善策を提案したり、施術によって、より良い状態に導いたりします。

必要な資格は?

スパニストの仕事をする際に、美容室やヘアサロンの場合は美容師免許が必要になることが多いです。
リラクゼーションサロンやヘッドスパ専門店では、美容師免許がなくても可能な場合もありますが、施術内容によっては(髪を濡らす=ウェットヘッドスパを提供する場合)美容師免許が必須となります。以下では、ヘッドスパに関連するその他の民間資格を紹介します。

・ヘッドマイスター認定講座|ドライヘッドスパ協会

ドライヘッドスパ協会は、大阪本校と東京校の2校を構える団体で、水もオイルも使わないドライヘッドスパの資格である「ヘッドマイスター」の認定講座を行っています。頭に特化した独自理論をもとに発案された、21の手技があり「眠らせる魔法」としても注目を集めました。連続7日間の集中講座で、テクニックをマスターすることも可能です。修了後は「頭のスペシャリスト」として、自宅サロンを開業したり、出張施術を行ったりする人もいます。

・ヘッドスパ検定|日本ヘッドスパ協会

日本ヘッドスパ協会は、美容での癒やしや健康、自然環境に寄与する団体です。ヘッドスパ検定は、協会が認定する理美容の専門学校生や、実際に理美容師として働いている人に向けた資格で、ヘッドスパリストとしての専門的な知識や技術を習得することができると同時に、リーダーの育成も目的とされています。

自分に合った資格を取って、スパニストを目指そう!

お客様にヘッドスパの施術を提供するスパニストは、頭皮や髪の状態を整えるだけではなく、癒やしを与えたり不調の改善に寄与したりすることもできる、リラクゼーションのプロです。日常的にコリや疲れなどの悩みを抱え込んでいる人も多いため、今後も需要は高いであろうと考えられます。スパニストになるためには、頭を濡らして行う「ウェットヘッドスパ」の場合には美容師免許が必須ですが、ドライヘッドスパでは必須の資格はありません。しかしウェットでもドライでも、スパニストとして高みを目指したいなら、ヘッドスパ関連の資格を持っておいたほうが良いでしょう。自分にあった資格を取得し、人気のヘッドスパニストを目指しましょう!
気になる方はぜひ、Beautyplusjobで検索してみてくださいね!

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