おうちでできるヘアケアを伝授します!


最近、髪のダメージが気になっていたり、ヘアケアをしているつもりでも全然効果が出ないなど、ヘアケアに悩みを持ってはいませんか?髪をサラサラにする方法を知りたい!と思っている女子は多いでしょう。キューティクルが整い、潤いのあるサラサラの髪にするには、効果的なホームケアを行うことが大切です。そこで今回は、髪をサラサラにする方法について、今日からでも実践できる簡単ヘアケアをご紹介いたします!

サラサラな髪の状態とは

潤っているのに、サラサラとした髪に憧れる人も多いでしょう。そもそも、どのような状態がサラサラな髪なのか、主な要素を2点ご紹介いたします。

①キューティクルが整っている
キューティクルが引き締まった状態によって、サラサラとした髪になります。キューティクルとは、筒状である髪の毛の一番外側にある、うろこ状の組織のことです。キューティクルは、髪の内部組織を守る働きがあり、水分を保持する役割を担っています。サラサラ感のある髪といわれてイメージするのは、手触りがよくて流れるような状態ではないでしょうか?キューティクルが引き締まり表面が整っていると、引っ掛かりがなく、潤ってツヤのある髪になります。

②必要な栄養素と水分で髪が満たされている
タンパク質や水分が足りていないと、髪の毛が硬くゴワゴワとしてしまいます。髪は、アミノ酸から合成されたケラチンというタンパク質から生成されるため、アミノ酸を含むタンパク質が十分に髪に行き渡っていることが第一です。また水分をたっぷりと含んでいると、弾力やツヤのあるサラサラとした髪になります。必要な栄養素と水分を補うためには、毎日のホームケアを工夫することが非常に重要となります。ホームケアの方法については次にご紹介いたします。

サラサラ髪にするための適切なホームケア

髪の毛をサラサラにするためには、シャンプーやトリートメントのやり方など、さまざまなポイントを工夫することが大切です。そこで、毎日できるホームケアを6つご紹介いたします。

①シャンプー前にブラッシングをする
シャンプー前にブラッシングをすることによって、頭皮の血行が促進され、髪に栄養が届きやすくなり、サラサラ髪につながります。頭皮をマッサージするイメージでブラッシングしましょう。頭皮に軽く圧をかけるようにすると、血行促進を促しつつ、髪に水分やタンパク質などの栄養素が流れやすくなります。またシャンプー前のブラッシングは、不要な毛や汚れを落とし、髪の絡まりと摩擦によるダメージを抑えることにも非常に効果的です。さらに、キューティクルを整える効果もあるため、シャンプー前のひと手間にぜひくわえてみてください。

②洗浄力の強すぎないシャンプーで正しく洗う
洗浄力が控えめな、アミノ酸系シャンプーを使用するとサラサラな髪につながります。髪には、適度な油分が必要となるため、洗浄力が強すぎないシャンプーを使いましょう。アミノ酸系シャンプーは、不要な汚れや油分を落としながらも、必要な油分は残してくれるアイテムです。アミノ酸系洗浄成分の多くは、「ココイル〜」や「ラウロイル〜」と表記されています。ぜひ成分表示を確認してみてください。

【注目の成分】
ココイルグルタミン酸K
ココイルグルタミン酸Na
ココイルグルタミン酸TEA
ラウロイルグルタミン酸Na
ラウロイルグルタミン酸k
など

また、シャンプーをする際には、摩擦が起きないように優しく洗いましょう。キューティクルは、濡れると開く性質があり、その状態でゴシゴシ擦ると髪が傷む原因になります。髪を予洗いしたあとは、十分に泡立ててから指の腹で頭皮をマッサージするようにシャンプーをしましょう。

③インバストリートメントで髪の内側から保湿
インバストリートメントで、髪の内部へ水分や栄養素を補給しましょう。インバストリートメントとは、お風呂でのヘアケアの一貫として、シャンプー後に行うものです。トリートメントは、保湿成分を髪の内部まで届ける働きがあります。保湿成分で髪の内部が満たされると、乾燥によるうねりやゴワつきを防げるため、サラサラしたツヤのある髪へと導いてくれます。また、髪内部に水分も補給できるため、癖を抑える効果も見込めます。トリートメントをつける際は、毛先から揉み込むように塗っていきます。目の粗いコームでとかしながらなじませると、トリートメントの浸透力がアップします。髪の根元につくと、毛穴の詰まりや肌荒れの原因となるため、頭皮を避け毛先から中間までにつけることが大切です。トリートメントが内部に浸透するまで、約3~10分程度置いたら、髪のヌルヌル感がなくなるまで、しっかりとすすぎましょう。

④アウトバストリートメントでまとまりを出す
アウトバストリートメントとは、お風呂から出たあとに使うケアアイテムです。保湿はもちろんのこと、髪の表面をコーティングし、外部刺激やドライヤーの熱から守る効果も期待できます。アウトバストリートメントをすると、ドライヤーの刺激や乾燥から髪が保護され、まとまりのある仕上がりになります。髪が濡れていると、キューティクルが開いたままになりますので、アウトバストリートメントやオイルを塗って、キューティクルを保護しましょう。潤ってツヤのある、まとまりの良い髪に仕上がります。

⑤ドライヤーは上から下に向かって当てる
ドライヤーは、髪から15~20cm程度離して、上から下に当てて乾かします。ドライヤーはキューティクルの方向にそって、風を当てることが重要です。逆に下から上に向けるように乾かすとキューティクルを痛めることがあります。また、常に15~20cm程度の距離をとりながら同じ部分に当て続けないよう、ドライヤーを動かして乾かします。過度な熱により、頭皮が炎症を起こしてしまうといったトラブルにつながりかねません。髪全体が乾いてきたら、温風から冷風に切り替えましょう。冷風で髪表面のキューティクルを閉じて、水分やうるおいが蒸発しないようにするためです。

⑥頭皮マッサージで血行を促す
頭皮マッサージをすると、頭皮全体に栄養素や酸素が行き届きやすくなるため、サラサラ髪を目指すには、ぜひ取り入れたいおすすめの方法です。血流にそって、襟足⇒耳の上⇒頭頂部、生え際⇒頭頂部の順番でマッサージをします。指の腹を使い、優しくマッサージをすることがポイントです。頭皮を動かすイメージで、過度な刺激を与えないようにしながら、丁寧に行います。毎日、数分でも継続して行うと効果を感じられるでしょう。


キューティクルが整い、栄養素と水分で満たされたサラサラな髪にするには、ホームケアや毎日の習慣に意識を向けることが大切です。シャンプーやトリートメントのやり方はもちろんのこと、ドライヤーのあて方や頭皮マッサージでも、髪の状態は変化します。また、直接的なヘアケア以外にも、髪に必要な栄養素を食事から摂取することも効果的です。くわえて、紫外線対策や髪を乾かす時間などでも髪に影響を与えるため、日々の生活から意識的に変えていきましょう。

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